|
|
|
『真夏のデイドリーム』 サンドラ・ブラウン |
涼しいカリブのそよ風、優しく浜辺に打ち寄せる波の音。地上の楽園のような南国のリゾートで、カレンは謎めいた男に出会う。 金緑色に輝く瞳。山猫のようにしなやかで、完璧に男らしい体。単なる旅先の情事だと自分に言い聞かせながら、カレンは身も心も男に奪われていく。 数日後、深みにはまるのを怖れて逃げるように帰国したカレンだったが、そこで待ち受けていたのはFBI捜査官と卑猥な盗撮写真−−−そして男の素性に関する衝撃の事実だった。
うーん、ネタバレ抵触しちゃいそうなのであんまり書けない・・・^^; ヒロインは離婚後歳の離れた妹を学校に通わせながら公務員として頑張る女性。 普段、リゾート先の情事を楽しめるようなタイプではないんですが、仕事や離婚後の疲れから逃げるように訪れたジャマイカでヒーローに出会ってしまいます。 ヒーローの方は、境遇からか女性とも遊びなれちょっと傲慢さも感じるタイプ。そんなヒーローが遊びなれていないヒロインに出会うことでどんどんのめりこんでしまいます。
前半は二人のリゾートでのロマンス。 後半は急転直下、ヒロインがFBIに呼び出されてからあっという間に状況が変わるのですが・・・。
あっという間に状況が変わってからのヒーローはヒロインを守ろうとするのですが、反面独占欲が強くって、パチンと指を鳴らせば周囲が思うとおりに動くのが当然というところもあり・・・でも嫌な奴なわけじゃないんですけどね。矛盾してるか。。。^^; そういうところが嫌だって思ってたヒロインが心境が変わる辺りがちょっと分かりにくかったなぁ〜。
でも、リゾートの情事から本物の愛を見つける、サンドラ・ブラウンらしい頁数は多くないのに軽い感じのしない読み物でした♪
テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌
|
|
『27通のラブレター』 サンドラ・ブラウン |
“愛している、そばにいてほしいわ、リチャード……”自分宛ではないとわかっていても、手紙を読むことで生きる希望を得たトレヴァーは、いつしか見知らぬ女を愛しはじめていた。やがて彼は、偶然にも手紙の送り主であるカイラに接近する機会を得る。そして、亡き夫を思い続けながら、ひとりで子どもを育てている彼女に愛を告白する。ありったけの優しさと思いやりで、とまどうカイラの心を揺さぶるトレヴァー。しかし、彼にはすべてを失いかねない重大な秘密があった。サンドラ・ブラウンのせつないラブ・ストーリー。
愛情たっぷりの結婚をしたカイラとリチャード。 軍人のリチャードが海外へ赴任中にカイラは可愛い赤ちゃんを出産します、が・・・ それと同時にリチャードが赴任先でテロリストの爆弾により死亡したことを知ります。
心に大きな喪失感を抱えたまま、息子のアーロンと生きていく決心をしたカイラに出会うトレヴァー。
カイラがリチャードに宛てたラブレターで自分の喪失感から抜け出せたトレヴァーですが 亡き夫を愛し、子供のために夫が必要だと思うカイラをそのままでいいから、と結婚します。 そして彼の最大の秘密が明らかになるのですが・・・。
甘いラブストーリーがお好みなら一押し!ってくらい甘くてちょっと切なくてドキドキして。 幸せを感じ始めた途端はじまる遠いところでの一幕がすごく効いてます。 この合間があるからドキドキ感と最後の幸せをたっぷり味わえるのかなぁ〜と♪
最大の危機を乗り切るために大活躍のカイラの親友バブス。 彼女とのやり取りがなかなか痛快で胸がすくよう。 普段はどちらかというとヒーロー側がしっかり罪悪感を感じてくれないと悶々とするのですが 今回はヒロインが自分の葛藤を乗り越えるその瞬間がスッキリ! そういう意味でも期待を裏切った楽しい一冊でした♪
それにしても・・・きっと一番悶々としてたのは、ヒーローのトレヴァー君では? カイラに長らくおあずけくらってましたなぁ〜(笑)。
テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌
|
|
『言いだせなくて』 サンドラ・ブラウン |
十四歳で家族を亡くしたジェニーは牧師夫妻のもとで厳格に育てられた。夫妻には二人の息子がいた。放蕩者の兄ケージと、信仰あつい弟のハル。ジェニーはハルと婚約するが、彼は結婚を前に亡命者救済のため政情不安の中米へ向かうという。ハルの身を案じて思い悩む彼女に、ケージは体を投げだしてでも弟を思いとどまらせるよう説得する。そして旅立ちの前夜――残酷な運命が動きだした。人気作品『星をなくした夜』に登場するジェニーのせつない愛の秘話。
軽い読み物として簡単に読めて割と楽しめました。
牧師夫妻にはそうとうイライラさせられたけど(こんな偏屈っていうかひどい人たちが牧師?とか思いながら読んでました・・・^^;)、その偏屈夫婦に最後にはガツンと言ってやるジェニーの、その一幕に拍手!
「両親に愛して欲しい」と渇望しながら得られないケージが悪い噂が立つようなつっぱった人間になるのも分かるし、それでも心優しいケージは魅力的♪・・・ジェニーが欲しくてたまらないのになかなか手を出せない序盤や一生懸命誘惑しようとする中盤は悶々とするケージが可愛いながらも、その想像力に結構楽しめました。
テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌
|
|
『ワイルド・フォレスト』 サンドラ・ブラウン |
衝撃が治まり、静寂が訪れた。おそるおそる目を開けたラスティは、パニックに陥った。彼女が乗った飛行機が墜落したのは人里離れた山の奥らしい。乗客は皆死んでいる。助けを呼ぶすべもわからない。そのとき、隣の男性が目を覚ました。暗い瞳のベトナム帰還兵だ。いま頼れるのはこの人しかいない。いつ来るとも知れない救助を待ちながら、見知らぬ男と暮らすはめになった彼女の運命は・・・。原生林に取り残された男と女の、サバイバル生活が始まった。
隔離された二人だけの世界。 ベトナム帰還兵のクーパーは危険から身を守る術を知らないラスティをうっとしいと思いつつ、足の傷に気づかないほどのショックに陥っていたラスティを助ける。 こういう設定はロマンス小説にはよくありますが、この本は数年前に読んでずーっと題名も作者も忘れていたのになぜか内容を忘れられず。 よくよく考えて見るとこの本のラストが好きなんだぁ〜と納得。
あんまり書くと読む楽しみがなくなってしまいますが、クーパーの悪態をラスティが”耳に入れば男と女のことを連想せずにはいられないロッド・スチュワートの歌のように、じつにセクシーだった”と評しているのが刺激的。うーん、ロッド・スチュワートってそういうイメージなんだぁ〜(歌詞が分からないのでメロディでしか追ってない私には新鮮でした!)。
テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌
|
|