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『危険な蜜月』 ヘザー・グレアム
警察学校生のアシュリーは旅行中に凄惨な交通事故をも目撃する。瀕死の被害者は、なんと幼なじみのスチュアートだった。警察は彼を麻薬中毒と断定したが、真面目な彼に限ってそんなはずはない。近頃彼が極秘情報をつかんだというカルト教団の仕業なのでは?必死の訴えに耳を貸さない組織に業を煮やし、アシュリーは自力で捜査に乗り出す−−−事故当日に最悪の出会いを果たした、憎らしいほど魅力的なジェイクと共に。

危険な蜜月 (MIRA文庫)危険な蜜月 (MIRA文庫)
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割と好みのヒーローです。^^
ヒロインとの出会いは、朝早くにヒロインのおじを訪ねたところ、ノックしようとしたその瞬間にヒロインが飛び出てきて・・・コーヒーを胸にぶちまけられてしまう、というもの。
「〜その前に空飛ぶコーヒーに襲われてしまったけどね」
怒っててもこんなこと言えるセンスが好き♪
そのほか、ヒロインが若さからの傲慢ぶりを発揮し、それを指摘した時も侮辱的な言い方をした、とすんなり謝れるあたりも好感が持てます。

と、ヒーローのことばっかり書きましたが・・・、全体的にヒーローの方が魅力的でした。
ヒロインは正義感もあり優しい女性ですがちょっと印象が薄かった。
うん、ヒロインのおじさんも魅力的だったし、本作は男性の方が印象良かったですね。

全体的にミステリ色が強く、ロマンス小説っていうより、ミステリとして売っても・・・
んーそれもちょっと難しいかなぁ〜ちょっと解決編の納得感が薄かったしなぁ〜
微妙なところです。。。

それにしてもこの二人・・・唐突です(笑)。
もうちょっとなんかこう事前のふれあいとかないのかねぇ?^^;


あ!最後にどうしても一言!
この邦題おかしいでしょ?!
原題「Picture me dead」にも内容にも全然関連ない気がする〜!>_<
もうちょっと考えて欲しかった。。。

 

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌


『遥かな森の天使』 ヘザー・グレアム
美しき孤児アリーを待ち受ける、思いも寄らない運命とは?
ヘザー・グレアムの巧みな筆致が光るヒストリカル・サスペンス。
連続殺人鬼がロンドンを震撼さえていた19世紀末の英国。森のコテージで大切に育てられた孤児アリーは美しい女性に成長していた。後見人であるカーライル伯爵の城へ向かう途中、アリーは黒い覆面をした盗賊に襲われる。だが彼女の名前を聞いた盗賊は、なぜかアリーをそのまま解放した−−−彼女の心だけ奪って。城に着いたアリーは、自分に婚約者がいたことを知らされる。驚愕の事実に戸惑う一方で、心ならずも盗賊に惹かれ、葛藤するアリー。世間の喧騒から守られた穏やかな日々は終わり、激しく揺れ動く運命の扉が開かれた。

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ヒロインのアリーは孤児ですが、三人の優しいおばに大切に育てられてきた。
そこに現れた覆面の追いはぎと婚約者。
ヒーローである婚約者もヒロインも、二人とも自立していて共通の関心事項として社会問題があることからゆっくりと絆を深めていくのですが・・・ちょーっと意地の張り合いも多くイライラしてしまうところも。



【以下ネタバレ注意】


実は覆面の追いはぎと婚約者が同一人物だったという設定で、ヒロインは途中でそのことに気づくのですが、知らないふりをして二人(一人?)に接します。そしてヒーローもヒロインに知られていると感づいていながらそれを知らないふりをしてヒロインに接します。
そうしてようやく二人が結ばれた時にヒロインが「知っていた」と告白するのですが・・・どうしてもここのやり取りが好きになれなくて。ヒーローが「知っていたことを知っていた」というけれど、もてあそんでいる感が無きにしも非ず。せっかく結ばれて幸せのシーンなんだからヒーローはちょっとくらい苦悩してくれても良かったのになぁ〜と。

また、全編ミステリ仕立てで、ヒーローが尋問の途中にふとヒロインのことを思い浮かべたりするシーンはとっても感じがいいのに・・・悪役がイマイチ。登場人物も多い中、個性もそれぞれあって、安易に結末に行き着かないところは面白かったけど、本当にこの人が黒幕?的な拍子抜けもあってちょっと残念。
好人物の新聞記者セインも、個人的には好みですが、登場させる必要性があったかなぁ?と思ってしまいました。

ロマンスとしてもミステリとしても中途半端感があったけど、前半の追いはぎとヒロインのやり取りはなかなか印象深くてよかったです。
 

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌