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『流浪のヴィーナス』 ローリ・フォスター |
「あなたがほしいの」男性経験のない24歳の流浪の占い師タマラは、震える声で囁いた。 相手は町の女性たちの憧れの的ゼーン・ウィンストン。 コンピューター・ショップを経営する、ハンサムで逞しい彼にすべてを捧げようと誓ったタマラは、勇気を出して誘惑を仕掛けたのだ。しかし、ゼーンは独身貴族気取り。 女性との安定した関係、ましてや結婚など求めていないと口では言う。 だがやがて、隠されていたタマラの真実の姿が明らかになるとき、ゼーンの心は動く。
自他共に認める街一番のプレイボーイで、結婚式の二次会で男性ストリップまでこなしてしまうほどのセクシーなヒーロー。そんなヒーローに憧れて「あなたがほしい」と囁くヒロインのタマラ。 でも最初は断られてしまいます。 だって、ヒーローが経営するコンピューター・ショップに昼間っからおしかけて「あなたがほしい」と言われても・・・「OK〜!」なんてその場では言えませんがな(笑)。
ところがそんなタマラが事情により扮装をしていることや、彼女の自立心の裏側にあるものが見えた時、プレイボーイだったはずのヒーローはヒロインにメロメロ・・・。^^
今回、ヒロインに付きまとう災難やら何やらはアクセント的な印象で危機感はそれほど大きくないんですが、そのアクセントがきっかけでヒロインの背景が明らかになっていき、孤独ゆえの自立心や「普通」になりたいと願うヒロインの心情が分かってくる過程とヒーローがそれを理解していくところが私的にはかなり良かった♪
おまけに、ヒーローがソノ気になってヒロインにせまろうとする度に親族やら家族やらに邪魔されまくるし(笑)。コメディですか?って思うくらいですが、邪魔され加減もなかなか楽しめました。
次作は今回ヒロインの護衛を頼まれたヒーローの従兄弟、ジョー・ウィンストンのお話ですが、こちらも近々UP予定です。
テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌
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